【バンコク出産】担当医の選び方、分娩方法について@バムルンラード

バンコク出産



ただでさえ出産って命懸けで何が起こるか予想もできないのに、言葉も通じない海外でなんて不安の方が大きいですよね。


しかも初めての妊娠、出産となるとわからないことだらけで、分娩方法は?無痛分娩のリスクは?と、先生にたくさん質問してしまうかも…


そうなると優しい先生がいいな。でもサミティべで出産した話はよく聞くけど、バムルンで出産した話をあまり聞かなくないですか?


いや、実際はたくさんいるんだろうけどネットで調べるとサミティべでの出産情報の方が多め。


運よく、私はバムルンで出産した友人がいたので詳しく聞くことができ、担当医の先生もいい先生とのことで同じ先生に担当してもらうことになりました。

どうやって担当医を決めた?どんな先生?



先ほど書いた通り、私は友人がオススメしてくれた先生にお願いすることにしました。


ラシック先生という50代〜60代くらいの男性の先生です。


これはサミティべもバムルンも一緒だと思うのですが、タイは産科医でもエコーができる先生とできない先生がいるとよく聞きます。


エコーができない先生だとエコーの日は2人の先生に診てもらうことになり、ドクターFeeも2人分かかるし、さらに待ち時間も増えます…。


大きいお腹を抱えて長時間待つのは結構しんどいし、院内は凍えるほど寒い。


ラシック先生はエコーもできるし、何より優しい!!!


いつも姿勢正しくシャキッっとしていて、清潔感あふれてます。


質問に丁寧に応えてくれるのはもちろんですが、緊急で診てもらうことになった時も待ってる間にこちらのことを気にかけてくれたり、丁寧に時間をかけて診察してくれます。


しかもこのラシック先生、なんと年中無休です。


土日もいらっしゃるし、ソンクラン年末年始と長期休暇の時もお休みしてないんだそう!


先生は大変かもしれませんが、いつ何があっても担当の先生に診てもらえるというのはかなり安心感があります。


なんとなく感じたことですが、午前中は外来の方にいて午後は入院中の患者さんの回診&お産に入っているのだと思われます。


なので先生に必ず診てもらいたい時は午前中のうちに行くことをオススメします。


とはいえ、たぶん午後もずっと院内にいると思われるので診察時間内だったら診てもらえる率は高いです(笑)


一体いつ休んでるんだろう、先生…。




診察の予約の日に「今、先生は分娩室に入ってるから診察の時間を変更してもらえますか?」と変更になったときもありました。マイペンライ。


そしてラシック先生についているナースさんもとっても仕事が早いし、できる!!!


先生のサポートをいつも完璧にこなしてます。先生もこのナースさんのこと信頼してるんだろうなっていうのが伝わってきます。


先生の右腕的存在!!


出産後の術後検診に行った時に、先生にもナースさんにも赤ちゃんに会ってほしくて連れていきましたが、先生は目尻を下げてニコニコ嬉しそうに話しかけてくれ、あぁやっぱり赤ちゃん好きなんだなと改めて思いました。おじいちゃんに会わせた気分;;


この術後検診で先生に会うのも最後になるので、今までのお礼と、もし2人目ができたらまたお願いしますと伝えたら喜んでくれました。


なぜ帝王切開になったのか?



日本だと妊娠がわかったらすぐにでも出産の予約をしないといけないとよく聞くのですが、タイ(バムルン)では特に予約する必要がありませんでした。


それどころか分娩方法の話が一向に先生から出てこないんです。


結局安定期に入った頃に自分から先生に聞きました。(たぶん遅い)


自然分娩は、胎盤の位置や羊水の量をみても問題ないとのことでした。


しかし初めての出産でしかも海外という不安もあり、主人に付き添っていてほしかったので出産日を予め決めておく計画出産も考えていたのですが、初めての出産で計画出産はほとんどのケースが計画通りにならないからやめた方がいいと先生に言われてしまいました。


そうなると陣痛または破水がくるのを待つのみ。


臨月に入ってからはいつ陣痛・破水が起こってもいいように、常にバスタオルと小さめレジャーシートを持ち歩き、どこにいてもタクシーで病院に行けるようにしていました。


が、陣痛がくる気配がなく予定日を迎えました。


予定日の健診でも子宮の収縮は全く見られず、あと1週間待ってみましょうとなりました。


先生には「いっぱい歩いて!!」と言われ、家の周辺を散歩したり、ジムで歩いたりとあれこれやってみた1週間後…子宮収縮ゼロ!!!(笑)


子宮口も全く開いておらず、これには先生もナースさんも苦笑い。


先生「待てるのはあと2〜3日が限界かな。ギリギリまで待つか、促進剤を打ってみるか、明日にでも帝王切開するか(!)、どれか選んで〜」と。


急に選択を迫られることに!!!


これ以上待つ選択肢は自分にはなかったので、促進剤を打つか、帝王切開かの2択。


先生曰く、促進剤を打ったところで出産できる確率は経験上20%くらいかな?でも陣痛を経験してみたいっていうのであればやってみてもいいよ〜!とのこと。


この段階では初産だし、陣痛がどんなものなのか経験してみたい気持ちもありました。


が、促進剤を打つ場合は出産パッケージに含まれてないそうで、プラス28,000バーツかかるそうなんです。


しかもこの費用、促進剤を打ったことによって生まれた場合は費用の負担はなし、促進剤を打っても効果が得られずに帝王切開になった場合には支払う必要があるとのことでした。


陣痛の「じ」の字もなく、前駆陣痛らしきものも感じられずにいつもと何ら変わりはなかったので、先生の言う通り、促進剤を打っても効果はなさそうだなと思いました。


また、促進剤ではほぼ効果がなさそうとわかってるのにあえてお金を払って痛みだけ味わう意味あるか???となり、翌日に入院、計画帝王切開することになりました。


この時に翌日朝8時か、昼13時どっちがいい?と聞かれ、「あ、先生の診察時間に被らないような時間にするんだな」と察しました(笑)


私たちは昼13時でお願いすることにし、翌日朝8時に入院、予定通り13時に帝王切開にて生まれました。


コロナ禍ではありましたが、私が出産した時はPCR検査もなし、主人の立ち会いも可でした。


これは状況により、変わってくると思います。


まとめ



私はラシック先生に担当してもらい、安心して出産できました。


合う合わないがあると思うので、もし合わなかった場合は日本人窓口にて担当医の変更も可能だと思います。


分娩方法ですが、タイで出産したことがある友人や出産日が近い友人から話を聞くと、自然分娩で出産した人の割合が低く、大体みんなお腹切られてました。


日本みたいに何日もお産が進むのを待たないようですね。(先生が自分の勤務時間内に産んでほしいから帝王切開しましょう!みたいなこともるみたいです。笑)


自分に合う担当医、分娩方法を選べるといいですね^^

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